ボーリング

井戸工事とボーリング

井戸工事を行う時、昔は実際に人間が穴を掘っていく掘り井戸という井戸が一般的でした。しかし、掘井戸は掘れる深さに限度があり、また浅い部分の地下水しか使えないということが弱点となっていました。一方、地下水は深い場所にも豊富に存在しているため、井戸工事の技術革新は、より深い場所の帯水層に到達できるように進歩してきました。古くは上総掘りという日本伝統の方法も存在していますし、現在ではボーリングマシンを使った掘削が広く行われています。

井戸工事と地下水の量

地下水が豊富にある地帯では、井戸工事も比較的簡単です。どこを掘っても水が出るような場所なら、井戸工事も大変楽で、安心して任せることができます。しかし、地域の地下水の水量が少ないのに井戸を掘っても掘っても水がないといことも考えられます。井戸工事は一種の博打的な側面もあるようです。もちろん、昔に比べれば色々な技術やデータが蓄積されているので井戸工事の成功率は大きく向上しているので、最近はあまり心配することはないようです。

水量の差

井戸工事が終わって、実際に水を汲み上げてみると予測していたよりも水量が少ない井戸という場合があります。これは地域的な差もありますし、地下の地層構造にも左右される難しいものです。また、周辺の他の井戸の汲み上げ量があまりにも多いと、水量に差が出る場合も考えられます。また、浅い場所の帯水層から水を取る井戸と、深い場所の帯水層から水を取る井戸でも井戸工事後の水の量に大きな差が出るようです。